「筋トレやダイエットをして長続きしない人の多くは、ボディイメージが欠落した状態だ」という話をある本で読みました。
就職活動、もっと長い目で見ると仕事を通じての自己成長も同じことが言えるなと思ったので記しておきます。
上にある「ボディーイメージが欠落した状態」というのは、脳に正確にイメージ(現状)がマッピングされていないという状態なのだそうです。つまり、頭ではわかっていても、「自分にはどれだけ筋肉がついていないか」や「腹についている贅肉はどれだけ多いのか」等を正確に把握していないということです。
その為には、鏡で自分の身体を目で見たり、実際に脂肪のついた部分を触ったりすることが重要だとのこと。なぜならば、見ることによる視覚情報と触ることによる体性感覚によって、初めて今の自分の状態を認知するからです(ボディビルダーが鏡を見たり筋肉を自ら触るのも同じことなのだそうな)。
この「現状を知る」というマッピングがされて初めて、目標との差異がわかるわけです。このボディイメージがなされずに筋トレをスタートするということは、スタート地点も目的地もわからないままマラソンを走り出すようなもの。結果として、すぐに行動する意味を見失ってしまい、やる気も消え失せて、トレーニングやダイエットを放り出してしまうことになります。
就活にしても同じです。
夏休み以降の後半になると「途中でやる気がなくなって、それ以来就活をストップしてしまいました」という学生によく出会います。
自分が志望していた企業に落とされ、周りの友達が内定をもらっている中、自分は内定をもらえないという外的環境に過剰に影響を受け、こういう状態に陥るのです(5月のゴールデンウィーク明けも多い)。
これらの学生は、上に挙げた「ダイエット失敗者」のパターンとよく似た心理状態になっています。就活を始めた時点で、何となく入りたいなと思った企業や業界をどんどん好きになっていくのは良いのですが、肝心な自己分析(上で言うマッピング)を忘れています。自分の腹にはどれだけの贅肉がついているのか、就活をする準備に入っているのか、その企業はあまりにも遠い存在ではないのか、などは全く考えていないのです。
もちろん、その上位にある
「なぜその企業でないとダメなのか?」
「その企業に入る目的は何なのか?」
「そもそもなぜ就活をするのか?」
「就職ってしないといけないのか?」
「なぜ私は就職したいのか?」
などは、面接で答えられるほど考えることができません。
本来、それらはどんどん掘り下げて『自分の立っている場所』を把握しなければならないのですが。
大きな失敗をして後から振り出しに戻されたくなければ、まずは「現状を知る」ということから始めるべきです。
2010年02月08日
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